地理コラムシャカマガ #25分で読めるよ

地球の限界に挑む!世界一「暑い」場所と「寒い」場所

灼熱の谷と極寒の村のイラスト
巻頭特集
信じられない温度差!灼熱の谷と極寒の村のサバイバル

皆さん、こんにちは!シャカマガ編集部です。日本の夏も「暑すぎる!」と毎年話題になりますが、世界には私たちの想像をはるかに超える「極限の気候」を持つ場所があります。

地球上で一番気温が高かった場所は?逆に、一番低かった場所は?そして「なぜそこまで極端な気温になるのか?」今回は、地球の限界とも言える2つの地域をクローズアップし、その驚きの地理的理由に迫ります!

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世界一「暑い」場所:アメリカ・デスバレー(死の谷)

公式な世界最高気温の記録を持つのは、アメリカ・カリフォルニア州にある「デスバレー(Death Valley)」。1913年になんと56.7℃という、お風呂のお湯よりも熱いとんでもない気温を記録しました(現在も世界記録としてギネス認定)。

※ ちなみに日本の最高気温記録は41.8℃(群馬県など)です。
🏜️ 暑さの理由1:熱を逃がさない「巨大なオーブン」
デスバレーは高い山々に囲まれた「盆地」で、一番低い場所は海面より86mも低い(海抜マイナス86m)すり鉢の底のような地形。熱せられた空気が山にブロックされて逃げられず、谷の底で熱気を増していきます。
☀️ 暑さの理由2:雨を降らせない「フェーン現象」
西側の山脈を越えるとき、海からの湿った風は雨を降らせてしまいます。山を越えて吹き下ろす風は「カラカラに乾いた熱風」に(フェーン現象)。雲ができず、強烈な直射日光が一日中地面を照りつけ続けます。
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世界一「寒い」場所:ロシア・オイミャコン村

人が定住している場所として世界一寒いのが、ロシア・サハ共和国の「オイミャコン村」。1926年にマイナス67.8℃という信じられない記録を打ち立てました(人が住まない南極大陸ではマイナス89.2℃の記録も)。

マイナス50℃を下回ると、外で吐いた息が「シュッ」と凍る音が聞こえ、まつ毛や髪の毛も一瞬で凍りつきます。
🏔️ 寒さの理由1:冷気がたまる「巨大な冷凍庫」
オイミャコンもデスバレーと同じ「山に囲まれた盆地」。冬はシベリアの冷たい空気が盆地の底に沈み込んでたまり、周りの山が壁になって逃げず、巨大な冷凍庫のように底冷えします。(「暑い盆地」と「寒い盆地」、地形の理由は似ていますね!)
🌬️ 寒さの理由2:冬を支配する「シベリア高気圧」
冬、ユーラシア大陸北部は非常に冷たく重い「シベリア高気圧」に覆われます。オイミャコンはこの強力な寒気団のど真ん中。太陽の光が弱い冬の間は、とてつもない寒さに閉ざされます。
まとめ
暑い谷も寒い村も、ヒミツは同じ「盆地」の地形! そこに「フェーン現象」や「シベリア高気圧」が重なって、地球の限界の気温が生まれているんだね。
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